西湖芸術博覧会about "The West Lake Art Fair"

会  期 毎年11月中頃
会  場 杭州和平国際会展中心(中国・杭州)
運  営 浙江省文化芸術発展有限公司

北京や上海のアートフェアと並ぶ中国最大級のアートフェア「西湖芸術博覧会」。この博覧会は、その会場規模の点で北京、上海のそれを遥かに凌駕する一大アートフェアです。

北京に中央美術学院があるように、杭州には中国美術学院があります。中国全土を代表する二つの美術大学がある事に象徴されるように、長い歴史と伝統をもつこの国で芸術文化の中心地と言えば、まず「北の北京」と「南の杭州」が挙げられます。そして中国経済の発展に伴って、北京、杭州、さらには上海で芸術博覧会が誕生しました。中国には各省に政府所轄の文学藝術界連合会(通称「文連」/国家一級美術師や各芸術団体のトップで組織され、日本の「日本芸術院」に相当)があり、西湖芸術博覧会をはじめとする多くの展覧会がこの文連、すなわち政府が関わる事業として開催されています。

第1回西湖芸術博覧会が行われたのは1998年のこと。その前年、当時画商として名を馳せていた汪驥(ワンズィー)氏に、高名な画家であり浙江省文連主席を務めていた張華勝氏が博覧会の開催を持ちかけた事がきっかけでした。中国ではこの種の博覧会を開催に漕ぎ着けるまでに大変な労力が必要となり、様々な問題から主催者が2~3年で変ったり、イベントがなくなったりする事も珍しくありません。一方、西湖芸術博覧会は汪驥(ワンズィー)氏の尽力で年を追うごとに規模が拡大。海外から参加する画廊も年々増え、昨年まで12年連続で開催されるという中国を代表する一大アートフェアへと成長しました。現在では北京や上海を凌ぎ、総展示面積18,000平方メートルと中国一を誇ります。

 

 


2012年・第15回西湖芸術博覧会の模様

名  称 第15回西湖芸術博覧会
会  期 2012年11月8日~12日
会  場 杭州平和国際展示会中心
主  催 中華文化促進会/中華社会文化発展基金会/中国収蔵家協会/中国智慧工程研究会
後  援 中国国際貿易促進会杭州分会/浙江省企業連合会・企業家協会/浙江芸術品鑑賞研究会/浙江省収蔵協会/浙商研究会/杭州総商会/浙商倶楽部/杭州市企業家協会/杭州青年企業家協会/日本株式会社麗人社/浙江中収科技網絡有限公司/寧波市芸雲堂文化交流中心
協  力 浙江省非物質文化遺産保護協会/浙江省芸術品経営業協会/浙江省国際美術交流協会/浙江省会展示会業協会/浙江省文化産業協会/日本雪舟国際美術協会/国宝工程公益基金
運  営 浙江省文化芸術発展有限公司
実行委員長 汪 驥
総合監修 任 道斌

日中友好の証・文化交流の場に、
今年も数多くのアートファンが

北京や上海のアートフェアと並ぶ中国最大級のアートフェア「西湖芸術博覧会」が、11月8日(木)〜11月12日(月)までの5日間、中国・杭州の杭州平和国際展示会センターで開催されました。様々な政治的要因によって日本ブースの出展も危ぶまれましたが、予定通りに参加の運びとなりました。例年以上に多くのアートファンが詰めかけた西湖芸術博覧会では、会場の正面中央に位置する日本の麗人社ブースもまた多くの人々を集め、来場者は熱心に作品を鑑賞していました。また、博覧会実行委員長・汪驥氏をはじめとする博覧会関係者からも、日本からの出品を喜び、歓迎する声が数多く上がりました。日本国内で度々報道されていたような騒ぎもなく、政治間はともかく日中両国民の間では、今まで以上の友好関係が維持されていたことが明らかとなったのです。
また、15回の節目を迎えた今回の博覧会では、オークションや芸術論談などの関連イベントが催され、規模だけでなく質的にも一層の充実を果たしました。今回のオークションは現代中国人作家の作品のみが対象でしたが、博覧会担当者からは将来的に日本人作家の作品を扱うことも検討するという話が聞かれました。

麗人社が同展に日本ブースとして出展を行なったのは、今回で6回目。今年のテーマは「新たな出会い、心の絆」です。もちろん政治問題が勃発するよりも以前に設定されたテーマでありながら、奇しくも新たな出会いと心の絆を再確認する展覧会となりました。日本ブースの運営に協力的だった現地のボランティアスタッフ、作品について質問を投げかけてくる熱心な愛好家。芸術が国際交流に貢献する役割の大きさを実感する展覧会となりました。

今回の西湖芸術博覧会でも、日本ブースおよび日本人作家の作品に多くの声が寄せられました。そのコメントは、全て称賛や歓迎といったものでした。日中国交正常化40周年を記念した日本ブースの出展は大成功だったと言えるでしょう。
また、中国最大級の規模を誇る西湖芸術博覧会はまだまだ進化の兆しを見せています。来年はどのように進化を遂げて我々を迎えてくれるのか、楽しみにしたいものです。日本ブースを運営する麗人社は、2013年度も、年々充実の度合いを増していく同展への出展を予定しております。より一層多くの芸術家の皆様にご参画いただけるよう、鋭意努力して参ります。

ジャンルの多彩さはそのままに、日本人アーティストの作品レベルが一層向上しているように見受けられました。展示の構成も大変良い。日中両国の人民はいつも互いに友好的です。文化局の責任者も日本からの訪中を喜んでいます。来年はきっと多くの出展者の方々に来場していただけると信じています。

西湖芸術博覧会実行委員長
汪 驥

アーティストの皆様にお会いできなくて非常に残念ですが、今年は日中国交正常化40周年という特別な年なので、例年通り開催できたことをとても嬉しく思います。どの作品も芸術に対する探求が見られ、大変素晴らしい。日中の友好関係はこれからも変わりはしません。文化交流は永遠に続くでしょう。

日本・麗人社ブース総合監修者
任 道斌

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