台日藝術博覧会
〜Art Station 2019〜
結果報告
台湾と日本の両国アーティストによる国際交流展
2017年に第1回展を開催した「台日藝術博覧会」も今回で３回目となり、舞台は再び台北駅に戻ってまいりました。今展では、台湾の女性アーティスト約200人が所属する「台湾女性芸術協会」の選抜作家作品19点も展示され、著名な台湾作家の作品を観られることに驚く来場者もいました。
また、日本の書画団体「雪舟国際美術協会」会員の作品27点と、雪舟等楊の『秋冬山水図』の複製も出展され、日本の書画作品の魅力を多くの人に楽しんでいただけました。
その他にも、日本人作家が自身の作品について解説をおこなう『アーティストトーク』やワークショップを実施。作品を鑑賞するだけではわからないことを知る機会となったことでしょう。
展覧会をふりかえって各関係者よりコメント
台湾女性芸術協会常務監事、東海大学美術学部 学部長 張惠蘭氏
台湾と日本が芸術という分野で密接に交流する機会に我々、台湾女性芸術協会が参加することを光栄に思います。台湾で最も大きな駅「台北駅」で展示ができることは、多くの市民のみならず台湾全土の皆さんに日本の芸術を示す素晴らしい機会ではないかと思います。
台湾旅遊交流協会 理事長 賴瑟珍氏
この展覧会に参加できて大変光栄です。第1回目、第2回目とも地元の人々に歓迎されてきた台日藝術博覧会は、台湾全土に芸術の種を撒いてくれたのではないでしょうか。今年は台湾女性芸術協会の作品も展観されるので、より一層多様化した展示になっています。
台日藝術博覧会 実行委員長、株式会社麗人社 代表取締役 野口和男
台日藝術博覧会は、芸術家個人が交流することを目的に開催されるものです。この展覧会が両国の芸術交流に貢献できることを願っています。台湾で活躍する女性芸術家たちと、現在日本で活躍する芸術家たちがどのような作品を作っているのか、その時代性に注目しながら楽しんでほしいと思います。