年度別実績Performance
第20回
雪舟国際美術協会展
今回で第20回を迎えた雪舟国際美術協会展には、日本全国から会派を超えて出品された281名の水墨画、日本画、書の力作が展示されました。雪舟等楊の複製画6点をはじめ特別出品を含めると、全288点もの作品が国立新美術館の広々とした会場を彩りました。
協会創立20周年記念の節目ということもあり、任道斌名誉会長が久々に中国より来日され、初日の12月11日には、当日来場した出展者の作品を寸評。その的確なコメントに、出展者は強く刺激を受けていたようです。
また来場した出展者には、協会創立20周年を記念して作成された展覧会のロゴマーク入りマグカップが、協会からの感謝の気持ちとしてプレゼントされました。展示会場の中央では例年長さを調整して展示している、約16mもの『四季山水図巻(山水長巻)』(複製)の全てが公開されるなど、出展者も来場者も楽しめるものとなりました。
約1万人という来場者数は、新美術新聞などで公表される他の団体展と入場者数を比較しても、群を抜いて多い数字です。その会場には書画芸術を楽しむ外国人来場者の姿も多く見られ、「国際」と名が付く本協会の名に恥じぬ展覧会になっていたと自負しております。
「美術屋・百兵衛」2013年秋 No.27 埼玉特集
もっと早く出逢いたかった…画狂の須田剋太さま。
定価:定価500円(税込)
SOLD OUT
CONTENTS
・埼玉文化考
・盆栽特集
・川越祭と“小江戸”の町並
・風土が育んだ美術家たち
・−近美と県展− さいたまアートシーンの最前線
・“画狂”須田剋太 この男のすべては画の為に
・秩父の文化とアート
・6TH SENSE COLLECTIONS
・関西ギャラリー再発見
・美術館のレストラン
・展覧会へ行こう
…他、特集多数
◆連載
安井収蔵/橋本利夫/ワシオ・トシヒコ/高橋周平&金舩卓志/桂木紫穂/林紀一郎/島尾新/ヤマザキ ムツミ/中野中
アートメゾン・ビエンナーレ 2013
2013年9月13日の午前11時、「アートメゾン・ビエンナーレ 2013」はその幕を開きました。オープンを待ちわびていた多くの美術ファンが列をなして会場になだれ込み、その後も会期中は時間帯を問わず多くの人々が間断なく会場を訪れました。
初日、2日目ともに1,000名を超えるお客様で、会場は常に人で溢れている状態。全出展作品を掲載したカタログも好評で、最終日を待たずして在庫がなくなるという嬉しい誤算もありました。これは、過去に2回開催された「アートメゾン・ビエンナーレ」に対する市民からの人気が高かったことと共に、今回の展覧会場の立地が、大企業のオフィスやスペイン文部省などの官公庁が建ち並ぶマドリード中心部のアルカラ通り沿いにあるという条件が加わって、相乗効果を生んだと思われます。会場を訪れた多くは、日本美術に強い関心を持つ人たちでした。彼らはバラエティに富んだ展示作品の数々に満足し、名残り惜しげに会場を後にされていたようです。
「美術屋・百兵衛」2013年夏 No.26 島根特集
芸術家、長渕剛を見る。 定価:定価500円(税込) CONTENTS ・インタビュー 長渕剛 ・島根文化考 ・安野光雅 津和野からはじまった旅 ・出雲大社と古代出雲王国 ・四季を愛でる 足立美術館 ・宍道湖の景色に溶け込んだアンビエント・ミュージアム 島根県立美術館 ・雪舟と石州瓦の町、益田 ・風土が育んだ美術家たち ・あいちトリエンナーレ2013 ・6TH SENSE COLLECTIONS ・美術館のレストラン ・展覧会へ行こう …他、特集多数 ◆連載 高橋周平&金舩卓志/安井収蔵/桂木紫穂/ワシオ・トシヒコ/島尾新/橋本利夫/ヤマザキ ムツミ/中野中
第18回 オアシス 2013
Osaka & Istanbul
日本や世界からアーティストが作品と共に集い、鑑賞者と出会う交差点、「美術の十字路」となる場所が、このオアシス会場。そして、日本と厚い友好関係のあるトルコ・イスタンブールは、東西の「文明の十字路」と呼ばれる場所です。大阪、イスタンブールで開催された今年のオアシスで、アートを通じた多くの新たな出会いが生まれました。
また、トルコ国内が一部混乱している中での開催となったイスタンブール展。しかし、会期中の会場付近は日常と変わらない穏やかな様子でした。デモなどの展覧会への影響は殆ど感じられず、地元の市民が多数来場しました。
「美術屋・百兵衛」2013年春 No.25 滋賀特集
岡林信康、ふるさと滋賀を語る。 定価:定価500円(税込) CONTENTS ・滋賀文化考 ・インタビュー 岡林信康 ・現代の桃源郷 MIHO MUSEUM ・信楽焼 ・滋賀県立近代美術館 ・人間国宝 染織家・志村ふくみ ・湖の中のプリズム 佐川美術館 ・風土が育んだ美術家たち ・6TH SENSE COLLECTIONS ・美術館のレストラン ・展覧会へ行こう …他、特集多数 ◆連載 林紀一郎/高橋周平&金舩卓志/安井収蔵/ワシオ・トシヒコ/桂木紫穂/ヤマザキ ムツミ/島尾新/中野中
Art Maison InternationalVol.17
この本は、開くべきパンドラの箱かもしれません 領土問題を発端にした反日運動が先鋭化するなど、2012 年は日本と中国、そして韓国の間にある数々の難問が浮き彫りになった年でした。世界に目を向けてみると、宗教の違いから生まれたイスラエルとパレスチナの間の紛争、エチオピアとエリトリアの国境紛争など、10年以上も続く紛争は少なくありません。 科学技術が発達すれば、人々は飢えることはなく、争いごともなくなるはずでした。現状を見る限りでは、それは夢物語に過ぎなかったのかもしれません。しかし、パンドラの箱の中にはまだ「希望」が残っています。それは、アートという名の希望です。 そして、今や日本のアートが海外に影響を与える時代になりました。欧米の大美術館で日本の「具体美術協会」や「戦後アヴァンギャルド」などの特集展示が催され、有名ファッション・ブランドが村上隆や草間彌生の作品をデザインに取り入れているのがその証左です。 この「Art Maison International」最新号に掲載されたアートもまた、様々な方向性こそあれ海外に影響を与えうる作品かもしれません。言葉や国境の壁を越えて伝わる感動が、この書籍の中から皆様にお届けできれば幸いです。(巻頭挨拶より抜粋) 特集:日本画家・木村圭吾 他 ◆監 修:ペドロ・フランシスコ・ガルシア ◆装 丁:B4大判サイズ/ハードカバー ◆言 語:全編英文和文併記 ◆価 格:8,000円(税別) ◆発行日:2013年3月31日 初版発行
第7回
モナコ・日本芸術祭 2013
年に一度、この芸術祭典のために、モナコ公国側来賓や美しい衣裳を身に纏った日本・モナコ両国のアーティストたち、多くの招待客、さらには一般来場者が国立レニエ3世オーディトリアムに会します。そして今年も展覧会初日の3月8日の午後5時から、華やかなオープニング・レセプションが催されました。
バス停やヨットハーバー、F1コース沿いなどモナコ国内の様々な場所で開催が告知されていた「第7回 モナコ・日本芸術祭 2013」。モナコ公国政府観光会議局による宣伝効果もあて、会期中来場者の足が途絶えることはなく、多くの人々が個性豊かな現代日本の美術を楽しんでいました。また、地元情報誌に掲載されるなど、様々なマスコミでも告知されました。
2013年 雪舟国際美術協会
特別展
本協会設立20周年を記念して企画された「雪舟国際美術協会 特別展」は、2012年にリニューアルオープンを果たした東京都美術館を舞台に、年毎にテーマを変えて開催されます。その第1回展となる「2013年 雪舟国際美術協会 特別展」は、「限りない墨色・現代水墨の弛まぬ潮流」と題し、水墨画と墨彩画にジャンルを絞った展覧会です。
公募展の聖地とも言われる東京都美術館は、いわば日本の近代〜現代に至る美術史を見守ってきた美術館と言えるでしょう。協会初となるその東京都美術館での開催に、延べ約2,000人の美術ファンが来場し、雪舟等楊および東洋芸術に対する興味の高さが示されました。訪れた人々は個性豊かで美しい作品の数々に大いに魅了された様子でした。
国内外の美術展や美術書への作品発表
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