展覧会実績exhibition achievements

「第13回 オアシス 2008」は、展覧会の知名度が上がったことと出展者の数が増えたことにより、過去最多の来場者で賑わいを見せる中での開幕となりました。
昨年来場した出展作家たちによる「コラボレーション・ペインティング」で完成した『共有・共存・共栄』というF130号の作品が、これから更に発展を続けていくこの国際芸術祭を象徴するかのように、「OASIS」の2本の垂れ幕の間に吊り下げられ、来場者の目を惹き付けていました。
また、「OASIS International 2008 in Paris」は、パリの中心地・凱旋門からほど近いポルト・マイヨーの巨大な国際展示場「Palais des Congrès Paris」において開かれました。1858（安政5）年、「日仏修好通商条約」締結。近代日本とフランスとの関係はこの時に始まり、以来150年もの歳月をかけて政治、経済、文化などあらゆる文化で交流の輪を広げてきました。
そして2008年、日本・大阪の春を彩る芸術祭として定着した「OASIS」が、初めて芸術の都・パリでの開催を実現する事となったのです。日仏交流150周年の2008年は、日仏両国の新たな芸術交流の歴史を刻む年。日本を代表する芸術家たちとフランスを代表するフランス芸術家協会（ル・サロン）との合同開催となりました。