展覧会実績exhibition achievements

大阪で年に一度開かれている「OASIS」。第2回展からの展示形式である、1作家が自信作1点を披露する秀作1点展示エリアと30のミニ個展エリアで本展覧会は構成され、総勢191名による約380点の個性溢れる作品がツイン21特設会場を彩りました。
1996年5月開催の第1回展から4年、「OASIS」は大阪の恒例行事として浸透してまいりましたが、この第5回展では例年同様、大阪市、A.M.S.C.スペイン本部の後援に加え、新たに大阪府やスペイン大使館からも後援をいただき、大阪における芸術の活性化として「OASIS」に大きな期待が寄せられました。また、展覧会前の広報活動の効果や一般客の話題により、過去4年に渡り新聞やラジオ、テレビの取材に取り上げら得るなど、様々なメディアからの関心も強く、多くの情報誌に紹介され、わずか3日間で約24,000人の来場者を記録しました。（目録配布数による計上）
「子供がいるとなかなか美術館に行けなくて……」という家族連れや、「仕事が忙しくて、こんな機会は滅多にない」と語るサラリーマンなど、受付を通る人々からは感想や賛辞が多数寄せられ、実行委員会としても実りの多い芸術祭として成功裡にその幕を閉じました。