展覧会実績exhibition achievements
第11回
モナコ・日本芸術祭 2017
この芸術祭は、モナコの美術団体「ユネスコ公認国際美術連盟モナコ公国委員会」と、日本のアーティストたち(麗人社芸術文化使節団)が合同で行う、毎年恒例の展覧会です。主催は、モナコ公国政府文化庁ならびにモナコ公国政府観光会議局。日本とモナコとの芸術交流を図ることを、展覧会開催の大きな目的としています。この日は、両国セレモニーのためにモナコ公国政府関係者などの来賓や日本・モナコ両国のアーティスト、多くの招待客や一般来場者が集結。会場である国立レニエ3世オーディトリアムは大いに盛り上がりました。
名 称 | 第11回 モナコ・日本芸術祭 2017 |
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会 期 | 2017年2月24日(金)〜26日(日) |
会 場 | 国立レニエ3世大公記念館 |
主 催 | モナコ公国政府観光会議局/モナコ公国文化庁 |
共 催 | ユネスコ公認国際美術連盟モナコ公国委員会、株式会社麗人社 |
協 力 | モナコ・オーディオビジュアル・アーカイブ |
総合監修 | アラン・バザール〔フランス芸術家協会(ル・サロン)絵画部門代表〕 |
展覧会をふりかえって
◆アラン・バザール氏(本展総合監修者)
展覧会前に、出展作品画像の資料を見ましたが、実物はさらに素晴らしく感じました。日本の芸術家の作品は、繊細さや色彩の感覚、そして自然、特に季節に対する感性という点で優れています。現地では十数名の日本側出展者と会い、コミュニケーションを取りました。それは、私にとって豊かな時間でした。皆様にとっても貴重な経験となってくれれば嬉しいです。
◆マリーロール・パストレリ氏(ユネスコ公認国際美術連盟モナコ公国委員会事務局長)
今回の日本側出展作は、美しさはもちろんテクニック、技法のバリエーションがとても豊かで、多くのインスピレーションを与えてくれました。押花や漆、様々なコラージュなど、モナコにはない技法を鑑賞できたのが、特に良かったと思います。私たちが知らない技法を知る機会を設けていただけたのは、実に素晴らしいこと。楽しい展覧会でした。