モナコ・日本芸術祭 
about "RENCONTRE ARTISTIQUE MONACO-JAPON"

会  期 毎年3月上旬頃
会  場 国立・レニエ3世オーディトリアム

1997年7月、モナコ建国700年を祝う事業として、モナコ政府とエールフランス航空主催で開催された総合文化イベント「Le JAPON à MONACO(モナコの中の日本)」の中で、「麗人社美術展」を開催した事がモナコ公国と麗人社との出会いでした。そこから途絶えることなく、20年に渡りモナコ政府機関と麗人社の合同事業として両国の交流展が続いています。

20年以上に渡り世界各国で多くの文化交流展を開催している麗人社ですが、これほど長く続いている国はモナコだけであり、麗人社にとっては特別な国。そこには大きな理由があります。それはモナコ側が心から喜んで日本を受け入れてくれるから、そして現地主催者であるモナコ政府側が、人間的な暖かい協力体制で我々をサポートしてくれるからなのです。


 

第11 回モナコ・日本芸術祭 2017 結果報告11 ème RENCONTRE ARTISTIQUE MONACO-JAPON 2017

会場集合写真
会  期 2017年2月24日〜26日
会  場 国立レニエ3世オーディトリアム
主  催 モナコ公国文化庁/モナコ公国政府観光会議局
共  催 ユネスコ公認国際美術連盟モナコ公国委員会/株式会社 麗人社
セレモニーとカクテルパーティーの様子

世界一エレガントな国モナコ。そこで表現されるのは日本芸術の伝統か? 革新か?

展覧会初日となる2月24日(金)午後5時より、「第11回 モナコ・日本芸術祭2017」のオープニングセレモニーが催されました。この芸術祭は、モナコの美術団体「ユネスコ公認国際美術連盟モナコ公国委員会」と、日本のアーティストたち(麗人社芸術文化使節団)が合同で行う、毎年恒例の展覧会です。主催は、モナコ公国政府文化庁ならびにモナコ公国政府観光会議局。日本とモナコとの芸術交流を図ることが、政府側の展覧会開催の目的です。
この日は、セレモニーのためにモナコ公国の要人たち日本・モナコ両国のアーティスト、多くの招待客や一般来場者が集結。会場である国立レニエ3世オーディトリアムは大いに盛り上がりました。

会場の様子
ワークショップ、上映作品、会場の様子

今回も昨年に続き茶会や着物のブーケショー、プリザーブドフラワーのワークショップといった日本の伝統文化や花にまつわるイベントを披露する団体「花で巡るモナコ公国実行委員会」も迎えての、総合文化イベントになりました。
また、「テアトル・デ・ヴァリエテ」では、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、黒沢清が監督賞を受賞した日本映画『岸辺の旅』(主演:浅野忠信・深津絵里)の上映も行われ、3日間の会期中、モナコは日本文化に染められました。
会場では過去10年間にわたりクリスチャン・ボナビア氏が原画を手がけたポスターも展示され、本芸術祭の過去10年を辿るコーナーになりました。


会場:国立レニエ3世オーディトリアム

前大公レニエ3世の名を冠するこの会場は、地中海の美しい海とF1グランプリコースに面した国立の複合施設。有名なモンテカルロフィルハーモニー管弦楽団専用のコンサートホールも備えており、モナコ公国の公式行事が多数開催される高い格式を誇る建物です。


展覧会をふりかえって


フランス芸術家協会(ル・サロン)絵画部門代表/本展総合監修者

アラン・バザール氏

展覧会前に、出展作品画像の資料を見ましたが、実物はさらに素晴らしく感じました。日本の芸術家の作品は、繊細さや色彩の感覚、そして自然、特に季節に対する感性という点で優れています。現地では十数名の日本側出展者と会い、コミュニケーションを取りました。それは、私にとって豊かな時間でした。皆様にとっても貴重な経験となってくれれば嬉しいです。


ユネスコ公認国際美術連盟モナコ公国委員会事務局長

マリーロール・パストレリ氏

今回の日本側出展作は、美しさはもちろんテクニック、技法のバリエーションがとても豊かで、多くのインスピレーションを与えてくれました。押花や漆、様々なコラージュなど、モナコにはない技法を鑑賞できたのが、特に良かったと思います。私たちが知らない技法を知る機会を設けていただけたのは、実に素晴らしいこと。楽しい展覧会でした。


現地の新聞「Monaco-Matin」

現地での告知・マスコミ報道

会期中は現地の放送局「Monaco Info」による取材が行われ、その模様はテレビで報道、YouTubeでも配信され世界中に広がりました。
また現地を代表する新聞「Monaco-Matin」に、ほぼ一面を使って芸術祭の様子が大々的に取り上げられるなど、もはや「モナコ・日本芸術祭」がモナコの春の風物詩となった感があります。
紙面で特に大きく扱われたのが、茶会の様子。優美で、かつヨーロッパとは異なる東洋的な魅力を持つこのイベントには多くのモナコ国民が詰めかけ、会場に漂う日本らしさを存分に堪能していたようです。
モナコ公国政府観光会議局の建物の壁にも巨大なポスターが掲示されるなど、国をあげて「第11回 モナコ・日本芸術祭2017」を盛り上げていました。

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